TITLE

少食

PATH

HOME > 自然治癒 >

LAST UPDATE

2019年10月11日

食事は食物を口に入れた時に完了するのではなく、消化器官で消化・吸収してカラダの細胞で利用される状態になって初めて完了します。1食の消化・吸収は述べ11時間〜16時間程度です。1日の食習慣は過食にならず空腹時間をとった、カラダに適した食事回数にすることが大切です。

少食のススメ

消化吸収は口の中で咀嚼された食物が胃に移動して酸性の胃液とまざって粥状になることではじまります。滞在時間は、平均2~3時間、脂肪分の多い食べものは4~5時間かかります。小腸では5~8時間かけて、さらに細かく分解し、水分と栄養分の80%を吸収します。大腸では15~20時間かけて、小腸で吸収されなかった水分を吸収し、繊維質などの残りカスは、徐々に固形化されて便となります。1食の消化・吸収は述べ11時間〜16時間と考えられています。1日の食事回数が多いと空腹時間が確保できないため完全に消化吸収されない状態で食物が体内に残ったり、消化吸収にエネルギーを使用して日中の行動に集中できなかったりします。

少食にあった食事

少食にすると最初は空腹感に戸惑うかもしれません、少食は単に回数を減らすだけでなくカラダにあった消化吸収の緩やかな食事に見直すことが大事です。精製された食材は消化が良いことで腹持ちが悪くなります。お米は精製された白米ではなく玄米にすることでゆっくり消化されます。空腹感は血液中の血糖値の低下すると脳内でエネルギーをうながす指令によって起こります。だからと言って糖分だけや、消化吸収の早い精製された食材を摂取したりすると血糖値が急激に上がり、インスリン分泌によって逆に血糖値は急降下し短い間隔で空腹感が起きて1日に数回の食事が必要になります。

食事時間

1日に1回の食事は何時とれば良いでしょうか。生物には体内時計がありカラダの中の器官の働きは1日の中をスケジュールされています。
食事に関しては1日の中で以下のように動いています。
・午前4時~12時
 排泄
・12時~20時
 食事
・20時~午前4時
 消化吸収
食事までの間に空腹や口さみしくなったら、お茶やコーヒーなどの添加物のない飲料を摂取するとカラダも心も落ち着きます。